前回のコラムで「ブランドは価値である」とお伝えしました。
今回はその中でも、特に身近でわかりやすい3つの価値――機能的価値・情緒的価値・体験価値――についてお話します。
- 機能的価値(できる・役に立つ)
ブランドの“土台”。ここが弱いと、安心して選んでもらえません。 - 情緒的価値(安心・好き・共感)
人とブランドを“好き”でつなげる力です。 - 体験価値(感じたこと・記憶に残ること)
“また選びたい”と思わせる大切なきっかけです。
ブランドは、この 機能・情緒・体験 の3つが重なって成り立っています。
「ちゃんと役に立つ」+「心地よく感じる」+「使って嬉しい」――これらがそろうと、そのブランドは自然と人に愛され、長く選ばれるようになります。
👉 この3つの価値は私たちが日々の買い物や体験の中で自然に感じているものです。
次回はさらに一歩広げて、社会や文化といった“大きな枠組み”に関わる価値を見ていきましょう。
