これまで「ブランドってなんだろう?」、そして「なぜブランドが必要なの?」をお話ししてきました。
今回は一歩進んで、ブランドの本質について考えてみましょう。
ブランドとは、ひとことでいえば “価値” です。
それはロゴや見た目ではなく、「なぜその商品や会社を選ぶのか」という理由そのもの。
たとえば、同じような価格や性能の商品が並んでいるのに、つい「こっちを選びたい」と思うとき。
その背景には「この会社なら安心できる」「この商品を持つと気分がいい」など、目に見えない価値が働いています。
つまりブランドは、機能や性能を超えた“選ばれる理由=価値であり、
お客様にとっては「安心して選べる理由」、
社員にとっては「誇りを持てる理由」、
学生にとっては「学んでみたい、働いてみたいと思える理由」になります。
ブランドという言葉を知っているだけでは、なかなかピンとこないかもしれません。
でも「ブランド=価値」と考えると、身近な体験ともつながってくるはずです。
あなたが普段選んでいるお店や製品にも、きっと“そのブランドならではの価値”があるのではないでしょうか。
👉 次回は、そのブランド価値を構成する具体的な要素を、わかりやすく整理してみます。きっと「自分がなぜそのブランドを好きなのか」が見えてくるはずです。
