ここまでのコラムで、ブランドは「価値」であることをお伝えしてきました。
その価値は、機能・情緒・体験・社会・自己表現・文化といった、さまざまな側面から成り立っています。
では、その「価値」と「約束」はどのようにつながるのでしょうか。
たとえば、あなたがいつも行くパン屋さんを思い出してください。
「ここで買えばおいしい」「この店員さんは感じがいい」と思っているから、何度も足を運んでいるはずです。
これはパン屋さんが「おいしさ」や「気持ちのよい対応」という価値を、毎回ちゃんと守っているからこそ。
もし、ある日そのパンがパサパサで、接客も雑だったらどうでしょう。
「期待していた価値」が守られず、信頼が揺らいでしまいます。
つまりブランドが持つ価値とは、相手との間で交わされる“約束”でもあるのです。
「私たちはこういう価値を届けます」と示し、それを裏切らずに続ける。
その積み重ねが「信頼できるブランド」を育てていきます。
ブランド=価値=約束。
そう考えると、ブランドは単なる名前やデザインではなく、「人と人との信頼関係そのもの」だとわかります。
👉 次回は、この「約束」はいったいいつ、どこから生まれるのかを一緒に考えていきましょう。
